愛車のバイクはユーザー車検で維持費を節約

車検に必要な書類

予め用意しておける書類もあるので準備しておきましょう。

継続検査に必要な書類は検査場へ行かないと入手できないものもありますが、 納税証明書や印鑑など先に用意することができるものもあるので、暇な時にでも それらを集め始めるとよいでしょう。 納税証明書は毎年春に郵送されてくる税金の支払い用紙で、納税してハンコを 押してもらえばそれが納税の証明になります。 支払いをしていなくてハンコが捺印されていなければ、それは納税の証明にならない ので車検では通用しません。 この用紙を持って金融機関などで税金を納めるのがだいたい5月から6月なので、 車検の時期が12月や2月だと納税証明書を紛失してしまうこともあるでしょう。 一ヶ月位なら保管しておいたり失くさないための努力も実りますが、半年も昔の 書類だとうっかり行方不明になることもあります。 そんな時は役所へ相談すればよく、納税さえしていれば迅速に再発行をしてもらえ ますので、三日間探しても発見できなかったら探すのをやめましょう。 あとは現在有効な車検証と免許証、印鑑と現金を用意します。 あとは検査場で入手する書類がほとんどなので、当日手に入れるか予め足を運び 手中に収めておくといいでしょう。 検査場では継続用の自動車検査票、継続検査申請書、点検整備記録簿、自動車 重量税納付書を購入することになります。 自動車検査票はボールペンで指定された箇所に記入していきますが、例が見えやすい 所にあるかと思いますのでそれを参考にして書き込みましょう。 わからないからと記入せずにスルーしたり、サービス精神で必要のない部分まで 文字を書き込もうとしてはいけません。 定められている箇所だけ正しく記入しましょう。 検査の手数料はそこから見える範囲にあると思われる受付にて収入印紙を買い、 貼り付けることで収めることになります。 裏面を湿らせれば粘着力を発揮するので、ペロリと舐めて枠内に貼りましょう。 唾液の分泌量が少ないなら水に浸したスポンジがそばに設置されているので、 それを利用してもいいかと思います。 継続検査申請書も同じように必要な箇所を文字で埋めていきますし、自動車 重量税納付書もです。 収入印紙を貼るところがあったら指定された金額分を、上手に湿らせてはみ出ない ように美しく貼り付けます。 点検整備記録簿もやはり書いたりチェックをしたり、ボールペンを動かして完成 させますが持参したボールペンでなくても大丈夫です。 書類が多いと聞いてマイボールペンをカバンやポケットに忍ばせて行く受験者が いるようですが、試験会場にもたくさんのペンが用意されており使ってもらうのを 今か今かと首を長くして待っています。 なのでエンピツやシャープペンシル、万年筆やボールペンはこちらで準備してい なくても困ることはまずないでしょう。 車検の手続き以外で何か使うあてがあるなら何本か持っていってもいいですが、 ユーザー車検を受けるだけならペンとインクくらいはサービスしてくれるのです。 書類の購入代金、収入印紙などで使うことになるお金は、自賠責保険を合わせて 約20,000円ですが余裕を持っておいたほうがいいので、その倍~3倍を お財布に入れておくと安心です。 それじゃ多すぎな気もしますが、万が一整備が足りなくて部品交換をしたり調整 することになった場合のことを考えると、これくらいの余裕が欲しいので念のため 持っていきましょう。 不合格になったら持ち帰って自分で整備をするより、近くの整備工場で手早く対処 したほうが手間が省けるのです。